ワキガ手術〜直視下手術法

ワキガの治療で一番確実性があるのは直視下手術です。
傷跡が残ってしまうデメリットはありますが、どういった内容なのでしょうか。

 

・直視下手術法について

直視下手術というのは、医師が直接目で見てアポクリン腺は取るという方法です。

 

有名な専門医としては、ひとつひとつ摘出する方法ではなく、剥離する方法を考案した五味クリニックの五味院長もいらっしゃいます。

 

とにかくワキガの手術で肝心なのは、アポクリン腺をすべて摘出することです。

 

少しでも残ってしまうとワキガは治りませんし、腺根は真皮層にあるためそこを確実に剥離しないと、将来的にまたアポクリン腺が再生してしまうことがわかっています。

 

アポクリン腺というのは、ここまで根深く人間の真皮層に食い込んでいる組織なのですね。

 

・傷跡が小さい場合も

切開部位は手術の方法によって変わりますが、一般的には3cmから5cmの切開が必要で、それだけに縫合の技術も高い医師でなければ傷跡が大きく残ってしまうと言われています。

 

でも前述の五味院長の場合には、さずかに1.5cmから2cmの切開でアポクリン腺も完全に除去されると言います。手術というのは医師のテクニックに深く関係しますので、受ける場合にはかなり慎重に病院を選ぶ必要があると言えます。

 

・体質差が大きい

エクリン腺は皮膚にそのまま汗を出す穴がありますが、アポクリン腺は毛根と同じ場所につながっています。ワキガ体質でない人にもアポクリン腺はありますが、だいたいは毛根1本に対して1個あるかどうかの数で、しかもあまり発達していない人も多いです。

 

ワキガ体質の人は、この数が毛根1個対して50個くらいびっしりついていると言います。

 

ひとつひとつは2mmから3mm程度の大きさの球形ですが、それを全部切除しない限りはワキガ体質は治すことは出来ません。

 

手術を受けてもニオイが消えなかったり、一時的には成功しても真皮層の中に残った腺根から再びアポクリン腺が再生されたりする場合もあるので、ワキガの根治はとても難しいのです。