汗を止める!塩化アルミニウムとは?

汗の問題に関して病院へ行くと、「塩化アルミニウム」を外用薬で処方されることがあります。名前からして金属のような感じですが、果たして塩化アルミニウムとはどういうもので、どのように使用するのでしょうか。

 

・塩化アルミニウムという薬

塩化アルミニウムは制汗作用のある物質ですが、汗腺を「変性」させて汗を止める薬として使われます。金属の名前がついていますが、病院では水溶液で処方されることが多いでしょう。

 

医薬部外品として一般的に販売されているものには、使いやすい液体やクリームもあります。
変性というのは、医学用語では細胞や組織に通常では存在し得ない物質が沈着することを言います。

 

正常では汗腺に存在しない物質を留めることで構造を変化させ、一般のデオドラント剤より強力に汗を止める作用があります。

 

手のひらや足の裏にはあまり効き目はないのですが、脇の下ではほぼすべての人に対して有効です。

 

・濃度がある

塩化アルミニウムは濃度で効果に違いがあり、病院では3%から10%濃度の水溶液が処方される場合が多いです。市販の医薬部外品は4%くらいから13%くらいのものがありますが、普通に汗を止めるだけなら一番低い濃度で十分です。

 

塩化アルミニウムは、汗を抑えますし、同時に殺菌もするのでニオイ対策にはとても有効です。
でも根治ではないので、使用をやめれば元に戻ります。

 

ただし、最近の研究では、塗り続けると汗腺が萎縮するケースもあることがわかっています。

 

・塩化アルミニウムには副作用がある

塩化アルミニウムの副作用としては、かゆみやかぶれといったものがあり、肌に合わない場合には荒れてしまうことが多いのが難点です。

 

特にワキの下は非常に皮膚が薄いですよね。かゆみや痛みがあると日常生活に支障が出ますので、肌の弱い人でなくても使用には注意が必要です。

 

心配な場合はまずは濃度の一番低い状態から徐々にはじめましょう。
合わない場合にはすぐに使用は中止する必要があります。